2019年のバイトテロを見る
「バイトテロ」という言葉を誰しも一度はニュースやネットで聞いたことはあるでしょう。聞いたことはあるけれどどんなことなのか具体的にわからないという方もいるかもしれません。
大まかに言うと、チェーン店などのバイト店員が商品や食器を使って悪ふざけをする動画をSNSに投稿し、炎上してしまう状態のことです。
InstagramなどのSNSに投稿した動画を見た人が「悪いことしてる奴がいる」とTwitterに投稿し、その投稿が拡散されて炎上してしまうというパターンが多いです。また、Twitterには特定班と言われる個人情報を特定するのを目的としたユーザーがおり、顔や店の様子だけで名前や学校、住所やメールアドレスまで特定されてしまいます。それによって学校や先生、両親、被害を受けたお店にまで迷惑をかけてしまうことになります。
それでは、バイトテロについて大まかに知ったので、2019年に起きたバイトテロを見ていきましょう。
1.魚をゴミ箱に入れた後にまな板にのせる
くら寿司の店員が魚をゴミ箱に入れた後にまな板にのせた事件。これはかなり有名なバイトテロで、ニュースにバイトテロが取り上げられるようになった「バイトテロブーム」の火をつけたのがこの事件になります。
くら寿司はこの魚を使っていないとは言っていますが、もしかしたら混ざっているかもしれないと思うと怖くてくら寿司に行きたくない…と思いますよね。
これによって客足が途絶え、自分だけではなく、お店側にも迷惑をかけてしまうことになります。
2.おたまをタマタマに当てる
すき家の店員の1人が氷を投げ散らかし、1人がおたまをタマタマに当てるという「おたま」と「タマタマ」を掛けた動画が2019年に入って初のバイトテロとなっています。
おたまが果たして当たっているのかは定かではありませんが、こんな調理器具を使って作られたものなんて食べたくないですよね。
「くびかくご」と書かれた白い文字通りにクビになれてよかったですね。ですが、クビになりたいなら最初から退職届けを出した方がいいので、真似しないでください。
3.唐揚げを床に擦り付けてフライヤーに入れる
カラオケ店ビックエコーの店員が唐揚げを床に擦り付けてからフライヤーに入れるという動画です。
実はこの動画、くら寿司の事件の前に起こり、ビックエコーはきちんと謝罪をしたにも関わらず、くら寿司の事件でバイトテロを知った人が検索し、あたかもくら寿司の事件の後に起こったように拡散され、ビックエコーは2度も謝罪をすることになりました。
2人の店員の悪ふざけだけで謝罪を何回もすることになってしまった事件です。
4.しらたきを食べる
セブンイレブンの店員が商品のおでんの中にあるしらたきを食べながらタバコを棚から出し入れする動画です。
しらたきを食べながら「パンケーキ食べたい♪パンケーキ食べたい♪」と某ネタを口ずさんでいます。どっちが食べたいんだお前は。
悪質かどうかよりは悪ふざけ感の方が強い動画です。